組織培養
組織
同じ特徴をもった細胞の集まり。
培養
生かしておいたり、増やしたりすること。
組織培養
多細胞生物の体から組織片や細胞群を取り出し、適当な条件において生かし続ける技術。
組織培養って言ってもなじみのない人には、何の話なの?って言う感じだと思います。正直言って僕もど素人なのですが、ど素人でも何とか出来そうなので、話題にしてみました。
高校のときににんじんを使って1度やったことがあります。一応カルスの形成までは行きました。
カルス
植物の細胞が増えて出来た不定形なかたまり。
組織培養をもうちょっとわかりやすく出来ないか?
植物は普通は種で増えます。球根や、株分けで増えるものもあります。ここまでは自然な増え方です。
挿し木でも増やすことが出来ます。自然界でもまれに起こりますが、普通は人の手を借りています。種から育ったものに比べて、本来の大きさにまで成長できない場合もあります。
一部の植物では、葉片を土に挿しておくと切り口から芽が出てくる、葉挿しと言う増やし方が出来ます。これは組織培養に近いです。成長点がない葉の切り口に新しく芽が形成されます。栄養分や芽が生じるのに必要な植物ホルモンなどが葉片から供給されます。
葉ざしの「葉」の役割を、培地にさせるのが、組織培養です。栄養分や植物ホルモンなどを葉挿しの葉のかわりに培地から組織片に供給することで、カルスの形成や芽の形成をおこします。
植物の組織培養では、最終的にカルスから芽を出させて植物を作ることが目的になることが多いです。たとえば、種が出来ない種類や、増殖が遅い種類などを短期間で増やすのに使われます。もちろん、他の目的でやっている場合もあると思います。特に成長点は病原ウイルスに汚染されていないことが多く、ここを切り出して培養することで病原ウイルスにかかっていない植物を作り出すことが広く行われているようです。
カルスの形成だけなら、普通は植物ホルモンがなくても出来ます。