種無しバナナと種ありバナナ  工事中

バナナは種で増える増え方と、親株の根元から新しい芽を出してそれが育つ増え方の、2種類の増え方をする植物です。だから、野生のバナナにはもともと種があります。

普段食べているバナナに種がないのは、種が出来ない品種だからです。

バナナ以外にも、本来種があるはずなのに種のない果物はたくさんあります。みかんや柿、パイナップルなどが思い浮かびますよね。

バナナの種無しには、2つの系統があります。

一つ目は、3倍体化による種無しで、種無しスイカと同じく相同染色体が奇数のため減数分裂がうまく出来ず、花粉や卵細胞が作れないために種が出来ません。ほとんどの食用種無しバナナは、これになります。

二つ目は、単為結実性によるもので、温州みかんと同じく花粉の発達が悪いため受粉はするが受精できずに種が出来ません。

ちなみに先ほどあげた柿はバナナと違って木が老衰期になると単為結実をおこします。パイナップルは花粉は正常でも自家不和合性のために種が出来ません。

なお、単為結実性については、自然状態で種無しになる理由をあげましたので、上記以外の方法で種無しになっている品種もあると思います。

単為結実性による種無しバナナ例 : シマバナナ

沖縄や小笠原で昔から栽培されている品種、ムサ・アクミナータ系同質2倍体単為結実品種。←間違っているかもしれません。

仮茎(幹)はあまり太くなく、高さは中ぐらいより少し高い、葉は台湾バナナよりも幅が狭い。

果実は小さく10から13cm、皮は薄く、黄色く熟し、甘く、芳香性に富む。

3倍体化による種無しではないために、まれに種が出来るらしい。

ただし、これ以外の品種がシマバナナとして商品化されているかどうかまでは、確認していません。