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本草和名

平安時代に書かれた日本最古の薬用植物辞典です。918年ごろ深根輔仁さんが書いたもの。

中国から伝わった薬用植物辞典「新修本草」など70冊あまりの本を参考にして初めて日本で作ったもので、和名を同定して万葉仮名で書いていたり日本に産するものは産地を調べて載せているらしい。

ここに芭蕉が出ているというのでがんばって見つけてきました。見出しは「甘蕉根」になっています。

別名もいくつか載っています。和名は「波世乎波乃祢」=「ばせをばの根」=「バショウの根」となっています。

見出しが甘蕉根なので芭蕉葉の根となっています。

「ばせをば」は「芭蕉葉」となるのでしょうが、芭蕉の葉ではなく「ばせをば」でバショウを指していたと思います。

「えんどう豆」=「エンドウ」、「えんどう豆の根」=「エンドウの根」みたいな感じだと思います。

甘蕉はバナナのことです。バショウもバナナがなり、熟せばタネはたくさんありますが甘くバナナの味がします。ただし、温帯では熟すことはまれです。

芭蕉と言った場合はバナナの仲間を広く指す場合と、バショウ(Musa Basjoo)を指す場合があります。

「五葉母」ってなに?(葉がいくつにも裂けるという意味とのメールを以前にいただきました。)

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