冬越し実験@ 2008年夏〜2009年夏まで
植木鉢埋め込み法
2008年6月15日
ラジャプリの冬越し実験のため、吸い芽を用意しました。
冬越しといっても室内での冬越しなので、確実に冬は越せると思います。
吸い芽を親株から切り離し、植木鉢に植えつけます。
子株2株を切り離しました。そのうちの小さいほうの植え付け前の様子です。

植えつけた後の様子です。こちらは大きいほうの子株です。
植え付け前後で同じ株の写真が無かったので植え付け前後で別の株になってしまいました。
切り口や根の様子は同じような感じです。

植え付けの用土は、赤玉土:腐葉土:牛糞を6:3:1くらいの割合で混合したものです。
傷口が大きいので、傷口の周囲だけ赤玉土です。安全を見るなら牛糞は無いほうがいいと思います。
植え付けに使用した植木鉢の底に、ドリルで根が出るための直径10mmほどの穴を開けました。
植木鉢を半分くらい地中に埋めて栽培します。

2008年7月13日
株分けからおよそ1ヵ月後の様子です。赤い矢印のあるほうの株です。
バナナの成長に適した季節なので、ぐんぐん成長しています。

株元の様子です。写真のように植木鉢を半分ほど土に埋めています。
鉢を埋め込んだ土は、深さ40cmくらいまで掘り、腐葉土と鶏糞や牛糞と混ぜてあります。
鉢の中の土の表面にある白い粒は肥料です。
(もう一方の株はアイスクリームという品種で、同じようにしています。頂き物です。)

2008年7月20日
約1週間で新しい葉が開きます。

2008年8月3日
少し太くなりました。

2008年8月23日
2008年9月28日
左側がラジャプリです。右側はアイスクリームです。
2008年10月18日
そろそろ成長が緩慢になってきています。
2008年11月15日
2008年11月30日
寒さのためにほとんど成長しなくなり、寒さの害のほうが心配されるので、冬越しの作業を行いました。
まずは、作業前の様子です。左の株がラジャプリ、右の株がアイスクリームです。株元の様子はラジャプリの写真です。
鉢をシャベルを使って掘り上げます。無理に引き上げると鉢の中で根が切れますので、出来るだけ丁寧に行いました。
鉢の底から根が伸びています。この根のおかげで水遣りが不要でした。養分も鉢の中だけでなく地中から吸収しています。
鉢の穴の開け方が足りなかったのか、思ったほどは根が出ていませんでした。
室内に取り込むため、はみ出た根をすべて切ります。
一番新しい葉2枚を半分〜2/3の長さで切断します。残りの葉はすべて切断します。
株は休眠状態にして乾かしぎみにして越冬させますので、来春まで光合成を行わせることはありません。
この方法だと葉をたくさん残しておいても、来春までに一番新しい葉以外は黄色くなってしまうと思います。
同様にアイスクリームも作業を行いました。
こちらは大きく育ってしまったので、室内に入れる都合上、葉はすべて切断しました。
ラジャプリよりもたくさんの根が伸びています。こちらは鉢の底の穴を開けた位置がラジャプリと違い底+底付近の周囲にあけました。
ラジャプリは底+底の内側に穴をあけました。その違いが、根の量に影響したのかも知れません。品種も違いますからどうなんでしょう。
鉢の中の様子を見るため、抜いてみました。室内に入れるにあたり、植木鉢につけていた木の枠も邪魔だったので。
同じ大きさの白い植木鉢に移しました。株の大きさと鉢のサイズがアンバランスで奇妙です。
2009年1月3日
室内に取り込みました。2階の南側の部屋です。暖房はしていません。成り行き室温です。
日光は当てていません。薄暗い室内に置きっぱなしです。
室内に取り込んで1ヶ月がたちました。土の表面がからからに乾いたので、取り込み後初めて水をやりました。
あまり乾かすと、根が傷むので、1ヶ月に1回くらいの水遣りになるでしょうか。
葉の裏はハダニが発生することも無くきれいです。今のところは。
2009年1月10日
室内に取り込んでから、新しい巻いた葉がほんの少しだけ伸びましたが、成長はほとんど止まっています。
アイスクリームは新しい巻いた葉が天井に当り、さらに伸びようと曲がっています。ここ数日は成長していません。
来春も同じように植え込むことになりますが、根が出る穴の量と大きさを増やそうと思います。
4月11日
2日前に外に出しました。無事に冬が越せました。
新しいほうから2枚の葉を残したのですが、もっと葉が枯れるかと思っていたら、そのまま残りました。
3枚目の葉の葉柄もしっかりした緑の状態で残っているので、次の冬は3枚はそのまま残せそうです。
新しい葉が若干成長していますが、基本的に成長を止めたままの冬越しです。
水遣りも月に1回少量で、土はカラカラの状態で冬越しです。
外に出して、たっぷりと水をあげました。


こちらはアイスクリームです。


4月18日
少し伸びました。
6月7日
今年も地面への植え付けの準備です。
まず、今植えてある鉢と同じサイズの鉢に、植木鉢に根が出る穴を開けます。
電動ドリルを使いました。

次に、根鉢を崩さずに抜いて、(並べてみたところ)

穴を開けた鉢にはめ込みます。同じサイズの鉢なのでぴったりです。

穴の部分を拡大すると、根が見えます。この穴から根が外に出てくる予定です。

地面に植木鉢より大きな穴を開け、枯れた草や鶏糞などを埋めて少し土をかぶせ、
植木鉢を埋め込みます。根が張ってきたら、こまめな水遣りなどが不要になり、鉢のサイズに比べてかなり大きく育ちます。

この方法で開花、結実までいければ、冬越しは楽です。どうなるでしょうか。
6月14日
暑くなってきたので、めきめき育って欲しいです。

今のところ吸い芽はまだのようです。この方法は吸い芽が出にくいのかも。

7月18日
葉の数も増えてきました。根が伸びてくれば、さらに大きくなると思います。

8月15日
ジャングル化していて見にくいですが、赤い矢印の株です。
10月4日
中央の株です。もう少し大きくなって欲しかったのですが、来年がんばってもらいます。
家に取り込むのにはちょうどいい大きさです。
吸い芽は出てきません。この方式はやはり吸芽が出にくいようです。
10月18日

今ついている葉の大きさを測ってみました。少し寒くなってきたからか、日あたりが悪くなってきたからか、
葉の長さはピーク時よりちょっと短くなってきています。

偽茎の高さは117cmでした。37リットルの鉢に植えてある実験Bとほとんど同じ大きさになりました。
この鉢の土の部分の大きさは15リットルです。
地上部の偽茎の直径は15cmでした。実験Bは16cmですので、もう少しで追いつきます。
去年は11月末に掘り上げましたので、今年もそれくらいに堀りたいと思います。
11月28日
ほりあげました。植木鉢の側面のの穴から根が何本も出ています。
次に植える時は、穴の数を増やしたほうがよさそうです。

新しい葉6枚を残して、古い葉を切り取りました。残した葉も、古いものから3枚は半分の長さに切りました。
室内で乾燥気味にして、春まで管理します。
12月29日
暖房の無い2階で日光にも当てずに置いてあります。去年と同じ方法です。
水をやっていないので、土はカラカラです。
いままでのところ室温は最低でも10℃くらいはあります。
葉の黄化もなく、深い緑を保っています。